12歳までに知っておきたい言い換え図鑑|作品紹介
【PR】【広告】アフィリエイト広告を利用しております。アイキャッチ画像は楽天市場を利用しております。
12歳までに知っておきたい言い換え図鑑|実際に読んだ感想とレビュー
「伝え方」を学べる一冊
「同じことを伝えるのに、言い方ひとつで相手の受け取り方がまったく変わる。」そんなことを改めて感じさせてくれるのが、『12歳までに知っておきたい言い換え図鑑』です。
本書では、子ども向けに「言葉の言い換え」を分かりやすく紹介しています。言い換えというのは意外と難しいものです。
相手によっては遠回しな言い方よりもストレートな表現のほうが伝わることもありますし、逆に率直すぎる言い方が相手を傷つけたり、反発を招いたりすることもあります。
だからこそ、「何を言うか」だけでなく、「どう伝えるか」を考える力は、人間関係の中でとても大切だと感じます。
本書では、例えば「面白くない」という否定的な表現を、そのままぶつけるのではなく、「独特な世界観だったね」といった、相手への配慮を感じられる表現へ言い換える例などが紹介されています。
もちろん、状況によっては率直な意見が必要な場面もあります。
しかし、ほんの少し表現を変えるだけで、相手が素直に話を受け止めやすくなることも少なくありません。
振り返ってみると、達也くん自身はどちらかというと直球で物を言ってしまうタイプです。職場でも思ったことをそのまま口にしてしまい、「もう少し言い方があったかな」と後から思うこともあります。
例えば、「お前が処理している間に、俺はその3倍処理している。」
と言うのではなく、「やり方を少し工夫すると、もっと効率よく進められるかもしれないね。」
という伝え方なら、同じ「改善してほしい」という意図でも、相手は受け入れやすいかもしれません。
もちろん、状況や相手との関係性によって適切な伝え方は変わりますが、「伝わる言葉」を選ぶ意識は持っておきたいところです。
人付き合いが上手な人ほど、語彙が豊富で、その場に合った言葉を自然に選んでいるように感じます。
それは生まれつきの才能ではなく、経験や学びを通して身につけられる力なのでしょう。
この本は12歳までの子ども向けに書かれていますが、読んでみると「これは大人にも必要では?」と思う場面がたくさんありました。仕事でも家庭でも、学校でも、言葉は人間関係を築く道具になります。
使い方を間違えれば相手を傷つけることもありますし、上手に使えば信頼関係を深めることもできます。
子どものうちから言葉の選び方を学んでおくことは、将来のコミュニケーション能力を育てる大きな財産になると達也くんは思います。
そして、大人も一緒に読めば、「自分の伝え方」を見直すきっかけになるでしょう。
親子で学べるコミュニケーションの入門書としても、おすすめできる一冊です。

ゴイゴイスー!じゃないですよ。語彙力です。

ごいごいすー!ってなに?
深読み!
「12歳まで」とついている理由 児童心理学的に、12歳(小学6年生)頃は「ギャングエイジ」を卒業し、客観的な視点や他者への共感力が急激に育つ時期と言われています。だからこそ、このタイミングで「相手がどう受け取るか」という言葉の引き出しを増やすのが一番効果的なんだそうです。
「大人向けのベストセラー」の子供版! もともと大人のビジネスマン向けに大ヒットした『大人の語彙力ノート』など、齋藤先生の「大人の言い換え・語彙力シリーズ」のエッセンスを、子ども向けに分かりやすくギュッと凝縮したのが本作。






