くまさんくまさん なにみてるの?|読んだ本の紹介・レビュー【94冊目】【絵本】

くまさんくまさん なにみてるの?|作品紹介

  • 作:ビル・マーチン
  • 絵:エリック・カール
  • 訳:偕成社編集部
  • 出版社:偕成社
  • 対象年齢:全年齢
  • 発売日:1998/12
  • ページ数:25P
  • 幼児向け読み聞かせ絵本

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くまさんくまさん なにみてるの?|実際に読んだ感想とレビュー

繰り返しが楽しい色あそび絵本

『くまさんくまさん なにみてるの?』は、ビル・マーチンさんの文章とエリック・カールさんの鮮やかなイラストで楽しめる、世界中で親しまれている絵本です。

内容はとてもシンプル。

茶色いくま、赤い鳥、黄色いあひるなど、色鮮やかな動物たちが順番に登場し、

「○○さん、○○さん、なにみてるの?」

という問いかけに答えながら、次の動物へとバトンタッチしていきます。

同じリズムの文章が繰り返されるので、小さなお子さんでも流れを覚えやすく、一緒に声を出して楽しめる作品です。

色や動物の名前を自然と覚えられる、いわゆる知育絵本のような一冊ですが、それだけでは終わらない面白さがありました。

達也くんの家では、最後に登場する「お母さん」のページがまさかの大ヒット。

下の子はそこへ来るたびに大爆笑です。

ページをめくって「お母さん」が現れると笑い、閉じてはまた開いて笑い……。

とにかくそのページだけを何度も繰り返して見たがるほど気に入っていました。

正直なところ、大人からすると「そこがそんなにツボなの!?」と思うのですが、エリック・カールさんらしい独特の色使いや大胆な絵のタッチが、子どもの感性にはとても面白く映るのでしょう。

結局、笑っている子どもの姿を見ているこちらまで笑顔になってしまいました。

文章量も少なく、テンポよく読み進められるので、読み聞かせにもぴったりです。

一度読んで終わりではなく、「もう一回!」とリピートをお願いされることも多く、わが家でも何度も読むことになりました。

繰り返しの言葉は小さな子どもにとって心地よいリズムになっているようで、「次は何が出てくるかな?」と期待しながらページをめくる楽しさがあります。

色彩感覚を育てたり、動物の名前を覚えたりするきっかけにもなりますが、それ以上に「親子で一緒に笑いながら楽しめる」というのが、この絵本の一番の魅力だと達也くんは感じました。

子どもがどこで笑うのかは読んでみるまで分かりません。

だからこそ、親が予想もしなかったページが子どものお気に入りになることもあります。

『くまさんくまさん なにみてるの?』は、そんな子どもの感性の面白さを改めて感じさせてくれる一冊でした。繰り返し読むたびに新しい発見があり、読み聞かせの時間が自然と楽しくなる、達也くんのおすすめの絵本です。

達也
達也

悲しい話の絵本や楽しい話の絵本、怖い話の絵本など色々ありますが、笑える絵本は個人的に好きです

たーちゃん
たーちゃん

くまさんなにみてるの~!ってこえにだしちゃうよ!

深読み!

エリック・カールの「絵本作家デビュー作」! 『はらぺこあおむし』であまりにも有名なエリック・カールですが、初めてイラストを手がけた絵本が、この『くまさんくまさん なにみてるの?』だそうです。

海外バージョンでは「お母さん」ではない!? 今回ヒットした「お母さん」のページ、実は国や出版された年代(エディション)によって登場人物が変わるという面白い特徴があるようです。日本向けに調整されたんですね。

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