イカはイカってる|作品紹介
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イカはイカってる|実際に読んだ感想とレビュー
子どもが思わず叫びたくなるダジャレ絵本
『イカはイカってる』は、大塚健太さん作、くさかみなこさん絵による、笑いが止まらないダジャレ絵本です。
2020年に出版された比較的新しい作品ですが、一度読むと「イカはイカってる!」というフレーズが頭から離れなくなります。
タイトルを見た時点でなんとなく想像はつくと思いますが、この絵本は「イカ」と「怒ってる(イカってる)」を掛け合わせたダジャレがテーマ。
主人公のイカは、とにかく怒っています。
タコと間違えられたり、足の本数を間違えられたり、「イカなのに!」と思うようなことが続いて、そのたびに「イカはイカってる!」と全力で怒るのです。
その怒り方が大げさでコミカルなので、大人が読んでも思わず笑ってしまいます。
そして何より、この絵本は達也くんの子どもにウケが抜群でした。
わが家では一度読んだだけで、「イカはイカってる!」というフレーズが大ヒット。
家の中だけでなく、公園へ行っても突然、
「イカはイカってるー!」
と叫びながら走り回るようになりました。
滑り台を滑る時も、ブランコに乗っている時も、なぜか突然「イカはイカってる!」。
しかも、妙に気合いの入った表情と声で言うものだから、達也くん的にはその姿がおかしくて、親のほうが笑ってしまいます。
絵本の内容をそのまま楽しむだけでなく、日常生活の中でも遊びの一部になってしまう。それがこの作品の大きな魅力だと感じました。
文章量は多くなく、小さなお子さんでも最後まで飽きずに楽しめます。ダジャレの意味がまだ分からない年齢でも、「イカってる!」という勢いのある言葉や、イカの表情だけで笑ってしまう子も多いでしょう。
一方で、少し大きくなれば「なんでイカは怒ってるの?」「イカとタコって何が違うの?」と興味を持つきっかけにもなります。読み終わったあとに図鑑でイカとタコの違いを調べてみるのも面白そうです。
『イカはイカってる』は、ダジャレの面白さと子どもが真似したくなるリズムが詰まった一冊。
「読んで終わり」ではなく、読んだあとも子どもが何度も口にして遊んでくれる、そんな絵本でした。
わが家でも「イカはイカってる!」ブームがしばらく続き、何度も読み返すことになったお気に入りの作品です。親子で一緒に笑える絵本を探しているなら、ぜひ読んでみてほしい一冊です。

まっ、イッカ!?などのダジャレの応酬が続きます?

イカはイカが?
深読み!
ただのダジャレじゃない!実は「科学的」な絵本タイトルや表紙のコミカルさから一見ジョーク特化の絵本に見えますが、実はイカとタコのリアルな生態(足の数の違い、体の特徴など)をしっかり学べる知育・科学絵本としての側面を持っています。夏休みの自由研究や、図鑑に興味を持つステップとしても紹介しやすい作品です。
「自己肯定感」や「他者理解」のメッセージも 最初はタコと比べられて怒っているイカですが、物語が進むにつれて「自分とお友達の、それぞれの良いところを見つける」という展開へ繋がっていきます。笑えるだけでなく、「みんな違ってみんないい」を自然に学べるのが、親御さんからも高く評価されているポイントです。
ダジャレコンビによる作品 大塚健太さんと、くさかみなこさんは、他にも『ぴよぴよちゃん』などでタッグを組んでいます。大塚さんは言葉遊びやユーモアのある作品が得意な作家さんなので、文章のリズム感が良いのも納得です。





