おたすけこびとのクリスマス|作品紹介
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おたすけこびとのクリスマス|実際に読んだ感想とレビュー
サンタクロースを支えるこびとたちの大仕事
「おたすけこびと」シリーズのクリスマス版です。物語は、毎度おなじみのおたすけこびとの事務所に一本の電話が入るところから始まります。
依頼主の言葉は「ことしもいつものところでね」。
この一言だけで、おたすけこびとたちが毎年クリスマスに仕事を請け負っていることが伝わってきます。シリーズを読んでいると、「この事務所はいったい何年営業しているんだろう」「どれほど有名なんだろう」と想像がふくらみます。相変わらずの仕事ぶりから、かなりの老舗で信頼も厚い会社なのかもしれません。
今回の依頼主は、どう見てもサンタクロースらしきおじいさん。
夜になり、子どもたちが眠りについたころ、おたすけこびとたちは約束の場所へ向かいます。そこからは、このシリーズらしい重機の大活躍です。
トレーラーでプレゼントを運び、クレーンで荷物を吊り上げ、高所作業車などを駆使しながら、たくさんのこびとたちが力を合わせてプレゼントを届けていきます。
工事現場のような迫力ある作業風景と、クリスマスの幻想的な雰囲気が絶妙に組み合わさっていて、乗り物や働く車が好きな子どもなら夢中になること間違いありません。ページの隅々まで細かく描き込まれているので、「ここでは何をしているのかな?」と親子で探しながら読む楽しさもあります。
物語では一軒の家へプレゼントを届ける様子が描かれていますが、きっと世界中のあちこちで、おたすけこびとたちが同じように大忙しなのだろうと想像すると、さらに世界観が広がります。サンタクロース一人では運びきれないプレゼントを、こびとたちが陰で支えているという設定も、とても夢があります。
ただ、達也くんとしては読み聞かせをする側として少し悩ましい点もあります。
サンタクロースを信じている子どもの中には、「プレゼントはサンタさんじゃなくて、こびとさんが運んでいるの?」と質問してくる子もいるかもしれません。そのときは、「サンタさんのお手伝いをしているんだね」「絵本の中だけのお話なんだよ」といったように、一言添えてあげると子どもも納得しやすいかもしれません。
夢のあるクリスマスと、大好きな働く車の魅力が一度に楽しめる一冊です。達也くん的には「おたすけこびと」シリーズが好きなお子さんはもちろん、重機や工事車両が好きな子にも、クリスマスシーズンの読み聞かせにぴったりの絵本です。

サンタクロースの存在はなるべく信じさせてあげたいなって思ったりします

います!あいました!にゅういんちゅうびょういんにやってきました!




