こころってなんだろう|作品紹介
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こころってなんだろう|実際に読んだ感想とレビュー
『こころってなんだろう』は一般的な絵本というより「心について学ぶための入門書」や「子ども向けの教育書」に近い印象を受けました。
物語を楽しむことが中心ではなく、自分自身の気持ちや他人との関わり方について考えるきっかけを与えてくれる内容になっています。
そのため、読み聞かせ向けの幼児絵本というよりは、小学校低学年から中学年くらいの子どもが自分で読んだり、親子で一緒に考えながら読んだりするのに向いていると感じました。
本書では、「心とは何か」という少し難しいテーマを、子どもにもわかりやすい言葉で説明しています。
人にはそれぞれ心があり、うれしい気持ちや悲しい気持ち、怒りや不安といったさまざまな感情を抱くこと。そして、自分の言葉や行動によって相手を傷つけてしまうこともあれば、自分自身が傷つくこともあることが描かれています。
さらに、自分の気持ちを相手に伝えることの大切さについても丁寧に触れられています。
子どもは大人が思っている以上に、自分の感情を言葉にするのが苦手です。
本当は悲しいのに平気なふりをしたり、困っているのに「大丈夫」と言ったり、嫌なことがあっても我慢してしまったりすることがあります。
それは決して珍しいことではありません。
だからこそ、自分の気持ちに気づき、それを適切に伝えることの大切さを学べる本には大きな価値があると感じます。
もちろん、家庭の中で保護者が日常的に教えている内容と重なる部分もあるでしょう。
「嫌なことをされたら嫌だと言っていい」
「困ったときは相談していい」
「相手の気持ちも考えてみよう」
こうしたことを日頃から伝えている家庭も多いと思います。
しかし、親からの言葉だけでなく、本という第三者の視点を通して伝えられることで、子どもがより素直に受け止められる場合もあります。
また、この本は子どもだけでなく、大人にとっても考えさせられる内容です。
近年は忙しい毎日の中で、自分の気持ちや相手の気持ちに向き合う余裕を失いがちな場面も少なくありません。だからこそ、「人を思いやること」「自分の心を大切にすること」という当たり前のようで忘れやすいテーマを改めて見つめ直す機会になります。
子育てにおいて知識や学力はもちろん大切ですが、達也くんとしてはそれと同じくらい大切なのが、人との関わり方や感情との向き合い方が大切です。
達也くん的には『こころってなんだろう』は、そうした「人として大切なこと」を子どもにもわかりやすく伝えてくれる一冊であると感じました。
親子で読みながら感想を話し合ったり、「自分ならどう感じるかな?」と考えたりすることで、より深い学びにつながるでしょう。心の成長を支える絵本として、多くの家庭におすすめしたい作品です。

こころって誰にでもあるし大切なものです

まだちいさいからわかんない!
達也の深読み!
子どもがストレスや不安を隠しているとき、言葉ではなく「行動」にサインが出ることが多いです。 例えば、「急に爪を噛むようになった」「お気に入りのぬいぐるみをいつも以上に強く抱きしめる」「意味のない甘え(赤ちゃん返り)が増える」など。大人がこれらを「ただのワガママ」と流さずに、「心のSOSかもしれない」と気づいてあげることで、「自分の心を大切にする」ことに繋がっていきます。大人も勉強が必要って事ですね。





