アンガスとあひる|作品紹介
- 作・絵:マージョリー・フラック
- 訳:瀬田貞二
- 出版社:福音館書店
- 対象年齢:全年齢
- 発売日:
- ページ数:
- 幼児向け読み聞かせ絵本
- 学習向けの本
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アンガスとあひる|実際に読んだ感想とレビュー
好奇心いっぱいの子犬が出会う楽しい冒険物語
『アンガスとあひる』は、好奇心旺盛なスコッチ・テリアの子犬「アンガス」が主人公の絵本です。
読んでいて真っ先に思い浮かんだのは、どこか「トムとジェリー」のような追いかけっこの楽しさでした。
アンガスは何にでも興味津々。ある日、あひるたちを見つけると近寄っていきます。最初は自分からちょっかいを出していたはずなのに、気が付けば立場は逆転。今度はあひるたちから追いかけられることになり、慌てて逃げ回ります。
ストーリーを要約すると本当にこれだけです。本当にこれだけ(笑)
友情が生まれるわけでもなく、大冒険が待っているわけでもありません。大きな事件が起きるわけでもなく、壮大な教訓が語られるわけでもありません。
ただ、アンガスがあひるに近付き、そして追いかけられる。それだけなのです。しかし、この「それだけ」が意外と面白い。
ページをめくるごとにアンガスの動きが感じられ、まるで短編アニメを見ているようなテンポの良さがあります。特に幼い子どもは複雑な物語よりも、動物たちが走ったり驚いたりする様子に強く反応することが多いため、この単純明快な展開は非常にわかりやすいでしょう。
また、マージョリー・フラックの描く動物たちは実に表情豊かです。アンガスの好奇心いっぱいの顔や、あひるたちに追われて慌てる様子が生き生きと描かれていて、文章以上に絵から感情が伝わってきます。
一方で、達也くんのような大人が読むと「結局この絵本は何を伝えたいんだろう?」と考えてしまうかもしれません。
私自身も正直よくわかりませんでした。
好奇心の大切さなのか、いたずらすると反撃されるという話なのか、それとも単純に動物たちの動きを楽しむ作品なのか。明確な答えは見つかりませんでした。
ですが、絵本は必ずしも教訓や学びが必要なものではありません。
読んでいて楽しい。子どもが笑う。親子で「逃げてる!」「追いかけられてる!」と盛り上がる。それだけでも十分に価値があります。
近年は知育要素やメッセージ性の強い絵本も多いですが、本作はもっとシンプルです。動物たちのやり取りを純粋に楽しむための絵本と言えるでしょう。
ストーリーの深さを求めるよりも、達也くん的にはアンガスのドタバタ劇を楽しむ気持ちで読むのがおすすめです。小さな子どもとの読み聞かせでは、きっと笑顔が生まれる一冊だと思います。

コメディってやつですね!面白ければそれでいい( *´艸`)
子どもの「知りたい!」気持ちを応援する物語。好奇心旺盛なアンガスの姿が愛らしい絵本です。

何度もよみきかせしてもらった!
達也の深読み!
95年以上前の作品!世界中で愛され続ける「モダン絵本の出発点」 この絵本がアメリカで生まれたのはなんと1930年(昭和5年)! 実はこの作品、絵本界では「モダン絵本(現代的な絵本)の先駆け」と呼ばれる歴史的な名著。作者のマージョリー・フラックさんは「ただただ子犬がドタバタ動いて楽しい!」という、純粋なエンタメとしての絵本を開拓しました。きっと面白い絵本を作りたいという思いがあったのだと達也くんは感じます。


