かばさん|作品紹介
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かばさん|実際に読んだ感想とレビュー
かばの暮らしや特徴が楽しくわかる読み聞かせ絵本
読んでいると、なんだか心がほっこりしてくる絵本です。
ある日、女の子は家族と一緒に動物園へ出かけ、カバの親子を見に行きます。大きな体でのんびりと過ごすカバたちの姿はとても印象的だったのでしょう。家に帰ったあとも、その女の子の頭の中はカバでいっぱいです。
そして帰りの電車の中。
周りの大人たちが、なんだかみんなカバに見えてきます。
もちろん本当にカバになったわけではありません。子どもならではの豊かな想像力によって、人間とカバの姿が重なって見えているのです。
さらにお父さんまでカバに見えてしまいます。
お父さんとじゃれ合って遊ぶ様子は、まるで子カバと親カバそのもの。大きなお父さんに甘えたり、抱きついたり、一緒に遊んだりする姿がとても微笑ましく描かれています。
考えてみれば、小さな子どもから見たら、お父さんはとても大きな存在です。力も強いし、背も高いし、抱っこしてもらえば安心できる。
そんな姿は、確かに大きなカバと重なる部分があるのかもしれません。
この絵本を読んでいると、「子どもから見た世界ってこんなふうなんだなあ」と改めて感じさせられます。
達也くんも含め大人には見えないものが見えたり、動物と人間が自然に結び付いたりする子どもの発想は、本当に自由で面白いものです。
また、この作品の魅力は内容だけではありません。
1ページあたりの文章量が少なく、テンポよく読み進められるため、読み聞かせがとてもしやすいのです。まだ長いお話に慣れていない0歳や1歳くらいの子どもでも楽しみやすく、親子でゆったりとした時間を過ごせます。
派手な展開があるわけではありませんが、親子の温かい関係や子どもの想像力が丁寧に描かれていて、読後にはなんとも言えない穏やかな気持ちになります。
特にお父さんと子どもが仲良く遊ぶ場面は、見ているだけで幸せな気分になれるはずです。
読み終わったあと、ふと考えました。
達也くんも子どもたちから見たら、何かの動物に見えているのでしょうか。
カバかもしれないし、ツキノワグマかもしれない。パンダやライオンなんて可能性もあるかもしれません。
そんなことを想像しながら親子で会話を広げられるのも、この絵本の楽しいところです。
親子でのんびり読みたい、優しい気持ちになれる一冊。小さなお子さんへの読み聞かせにおすすめしたい絵本です。

達也くんカバに見えてくることがあるのかな?(笑)
親子で楽しむ動物の知識がいっぱいの絵本。かばの生態や特徴をやさしく学べる一冊です。

パパは…にんげんだよっ!たぶん
達也の深読み!
作者「やべみつのり」さんは、あの有名漫画家・カラテカ矢部太郎さんのお父さん! 本作の作・絵を手がけるやべみつのりさんは、ベストセラー漫画『大家さんと僕』で知られる芸人・漫画家の矢部太郎さんのお父さんなんです。 太郎さんの描くどこか素朴で温かいタッチは、まさにお父さんである「やべみつのり」さんの遺伝子をしっかりと受け継いでいると言えます。
お風呂やプールがもっと楽しくなる!絵本を読んだあとの「カバさんごっこ」 カバといえば、一日のほとんどを水の中で過ごす生き物。 この絵本を読んだあとは、お風呂の時間が最高の「カバさんごっこ」の舞台になります。「パパカバさんと一緒にザブーンとお風呂に入ろう!」「ぷはーって水から顔を出してみよう」と、絵本に出てきたカバの親子のまねっこをお風呂で再現するだけで、毎日のバスタイムが何倍も楽しい親子のスキンシップの時間に早変わりします。




