くまくんとつき|作品紹介
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くまくんとつき|実際に読んだ感想とレビュー
お月さまと心を通わせる優しい秋の物語
『くまくんとつき』は、中川ひろたかさんのリズミカルな文章と、松成真理子の温かみのある絵が魅力の絵本です。主人公は絵本ではおなじみともいえるクマの「くまくん」。数多くの絵本にクマが登場しますが、本作のくまくんは少し変わっていて、とにかく月が大好きです。
くまくんは夜空に浮かぶ月に心を奪われ、その美しさや存在に強く惹かれています。遠くにある月に向かって思いを伝え続ける姿は、とても純粋で愛らしく、まるで大好きな相手に一生懸命ラブコールを送っているかのようです。
その思いは次第に大きくなり、ついには月を追いかけていこうとするほど。現実では到底かなわないことでも、絵本の世界では「好き」という気持ちが原動力となり、物語をどんどん前へ進めていきます。
本作の見どころは、そんなくまくんの一途さです。周囲から見れば少し無茶にも思える行動ですが、好きなものをまっすぐに追いかける姿には思わず応援したくなる魅力があります。
子どもたちも「くまくん、がんばれ!」という気持ちでページをめくりたくなるでしょう。月を想い続けるくまくんの姿は微笑ましく、どこかロマンチックでもあります。
また、中川ひろたかさんの作品らしいテンポの良さも魅力のひとつです。文章の流れが軽快で読みやすく、読み聞かせをしていても間延びしにくいため、小さな子どもでも最後まで飽きずに楽しめます。物語がシンプルで分かりやすい一方で、くまくんの気持ちの変化や行動にはしっかりと引き込まれるため、親子で楽しい時間を過ごせる作品です。
『くまくんとつき』は、月への大きな憧れと愛情を胸に抱いたくまくんの、一途でかわいらしい姿が印象に残る絵本です。月が好きな子はもちろん、何かを夢中で好きになった経験のある人なら、きっと共感しながら楽しめる一冊でしょう。まさに“月推し”なくまくんが主役の、優しくて楽しい物語です。

ここ近年で熊被害がリアルで増加している上に熊に襲われて人が命を失っているケースがたくさん出ています。
むかしは「くまちゃん」とクマは人気キャラクターで済ませていましたが、狂暴化によりどう変化していくんでしょう?
小さい子に読み聞かせするときには「くまちゃん」と「熊」は違う生き物なのだ、別世界なのだと説明する必要があるのだろうか?なんてことを最近クマ関係の絵本を読むたびに思います。
この本は単純に可愛らしいクマが月をめっちゃ追いかけて追いかけて追いかけた果てに物語があります( *´艸`)

くまちゃんだよ!





