シロのきもち|作品紹介
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シロのきもち|実際に読んだ感想とレビュー
犬の目線から見える家族との毎日を描いた絵本
犬を飼ったことがある人なら、「わかる!」と思わずうなずいてしまうかもしれません。『シロのきもち』は、家族のことが大好きな犬・シロの優しい気持ちを描いた心温まる絵本です。
シロはいつも家族の役に立ちたいと思っています。家族が大好きだからこそ、「何かしてあげたい」「喜んでもらいたい」という気持ちでいっぱいです。しかし、シロは犬。人間の言葉を話すことができません。
一生懸命に話しかけても、その気持ちはなかなか家族に伝わりません。
「シロ、なぁに?」
「どうしたの?」
家族は優しく声をかけてくれますが、シロの本当に伝えたいことまではわかりません。読んでいるこちらにはシロの気持ちが見えているだけに、そのもどかしさが何とも切なく感じられます。
それでもシロはあきらめません。家族のためにできることを探し続けます。そして、お父さんが会社から帰ってきた時、カバンを口にくわえて運んであげます。その行動にお父さんは大喜び。シロの気持ちが少しだけ届いた瞬間です。
この場面を読んでいると、シロのうれしそうな表情が目に浮かび、こちらまで温かい気持ちになります。
本作の魅力は、犬の視点から描かれていることです。私たちは普段、「犬は何を考えているんだろう」と想像することはあっても、その気持ちを本当に知ることはできません。この絵本では、シロの心の中をのぞくことで、犬たちも家族を大切に思い、誰かの役に立ちたいと願っているのかもしれないと感じさせてくれます。
そして読んでいるうちに、シロの姿が小さな子どもたちと重なって見えてきます。
幼い子どもたちも、「お手伝いしたい」「褒めてもらいたい」「役に立ちたい」という気持ちを持っています。しかし、うまく言葉にできなかったり、気持ちが伝わらなかったりすることも少なくありません。
大人から見れば小さな行動でも、その裏には一生懸命な思いや優しさが隠れていることがあります。シロの姿は、そんな子どもたちの健気な姿そのもののように感じられました。
読み終えたあとには、家族やペットとの関わり方について少し考えたくなります。「言葉にできない気持ちにも耳を傾けてみよう」。そんな優しい気持ちを届けてくれる一冊です。
一生懸命に気持ちを伝えようとするシロの姿に達也くんは「ええ犬やな~」と思いました。犬好きの方はもちろん、小さな子どもを育てている保護者の方にもぜひ読んでほしい、温かくて愛らしい絵本です。

シロの動きが可愛い。シロはシロなりに色々考えていてどうすればいいかってのを思いつく限りやってる感がいい。
シロは役に立ちたい!って想いが凄いんでしょうね。こういう犬が家庭にいると親子みんなが笑顔になっていそうです

シロみたいな犬を飼いたいっておもいました!




