さかなはさかな かえるのまねしたさかなのはなし|読んだ本の紹介・レビュー【35冊目】【絵本】

4.0

さかなはさかな かえるのまねしたさかなのはなし|作品紹介

  • 作:レオ・レオニ
  • 絵:レオ・レオニ
  • 訳:谷川俊太郎
  • 出版社:好学社
  • 対象年齢:3歳以上
  • 幼児向け読み聞かせ絵本

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さかなはさかな かえるのまねしたさかなのはなし|実際に読んだ感想とレビュー

レオ・レオニが描く友情と成長の物語

『さかなはさかな かえるのまねしたさかなのはなし』は、レオ・レオニによる名作絵本です。美しい色彩と心に残る物語を通して、自分らしさや相手を理解することの大切さを伝えてくれる一冊です。

この絵本には、おたまじゃくしとこざかなが登場します。仲良く過ごしていた二人ですが、ある日おたまじゃくしの体に変化が現れます。足が生え始め、少しずつカエルへと成長していくのです。

しかし、こざかなにはその変化がなかなか理解できません。魚にとって足が生えるということは考えられない出来事だからです。

やがておたまじゃくしは立派なカエルになり、水の外の世界へ出ていきます。そして再び会ったとき、カエルは地上で見たさまざまな景色や生きものについて話します。しかし、こざかなは自分の知らない世界をうまく想像することができません。

二人の間には少しずつ考え方の違いが生まれ、物語は意外な方向へ進んでいきます。

本作の魅力は、子どもにもわかりやすい物語の中に深いメッセージが込められていることです。自分と違う存在を受け入れることの難しさや、知らないものを理解しようとする大切さが自然に描かれています。子どもは冒険物語として楽しめますが、大人が読むと「相手の立場を想像すること」の大切さについて考えさせられるでしょう。

また、レオ・レオニさんならではの美しいイラストも大きな魅力です。鮮やかな色使いと独特の表現は見ているだけでも楽しく、子どもの色彩感覚や想像力を刺激してくれます。ページをめくるたびにさまざまな色や形が登場し、物語の世界へ引き込まれていきます。

読み聞かせでは、「もし自分がこざかなだったらどう思うかな?」「知らない世界の話を聞いたらどう感じるかな?」と親子で話し合うきっかけにもなります。成長することや違いを認めることについて、自然と考えられる作品です。

『さかなはさかな かえるのまねしたさかなのはなし』は、美しい絵と奥深い物語が魅力のロングセラー絵本です。子どもはもちろん、大人にも新たな気づきを与えてくれる、何度でも読み返したくなる一冊です。

達也
達也

最後の最後で「さかなはさかなさ・・・」と言われるのですが、妙に胸に響きます。ガルマは何故しんだ❓?

イラストが可愛らしいので幼児期でもスッと受け入れ易いのではないでしょうか。背景なども含めて表現のタッチが優しい。

こういう絵本って癒し効果があるのかもしれません

たーちゃん
たーちゃん

さかながカラフルで綺麗でした!

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