やさしさとおもいやり|作品紹介
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やさしさとおもいやり|実際に読んだ感想とレビュー
子どもに伝えたい「思いやりの心」を学べる絵本
『やさしさとおもいやり』は、宮西達也さんの人気恐竜シリーズの一冊です。
迫力ある恐竜たちの世界を舞台にしながらも、テーマとして描かれているのはタイトルそのままの「やさしさ」と「思いやり」。子どもたちに大切な気持ちを伝えてくれる心温まる物語です。
物語に登場するのはティラノサウルスとゴルゴサウルス。もともと仲が良いわけではなく、むしろ顔を合わせれば争ってしまうような関係です。
ある日、二頭は食べ物を探している中で木の実がたくさん実った樹木を見つけます。しかし、その木の実を巡って大喧嘩になってしまいます。
お互いに譲ることができず激しく対立する二頭。しかし、その最中に思いもよらない出来事が起こります。突然火山が噴火し、大地が崩れ始めるのです。そして気が付けば、ティラノサウルスとゴルゴサウルス、そして木の実のなる樹木だけが取り残されたような状況になってしまいます。
逃げることもできず、助けを呼ぶこともできない極限状態。これまでなら相手を敵としか見ていなかった二頭ですが、生き延びるためには共に過ごさなければなりません。そんな環境の中で少しずつ変化していく関係性が、この物語の大きな見どころです。
宮西達也さんの恐竜シリーズは、ただ恐竜が活躍するだけではなく、友情や優しさ、人を思いやる気持ちを丁寧に描いている作品が多くあります。本作もその魅力がしっかり詰まっており、最初は反発し合っていた二頭が少しずつ相手を理解していく姿に心を動かされます。
子どもたちにとって、友達とのけんかや意見のぶつかり合いは決して珍しいことではありません。しかし、その中でも相手の気持ちを考えることや、助け合うことの大切さを学ぶ機会になります。本書はそうした大切なテーマを、恐竜たちの物語を通してわかりやすく伝えてくれます。
文章量はやや多めですが、その分しっかりとしたストーリーが楽しめます。ハラハラする展開もありながら、最後には温かい気持ちになれるため、読み聞かせにもぴったりです。
恐竜が好きなお子さんならもちろん、思いやりや優しさについて自然に伝えたいと考えている方にもおすすめできる一冊でしょう。達也くんの子はやっぱり10回でも20回でもリピート読み聞かせを要求してきます(笑)
『やさしさとおもいやり』は、敵同士だった恐竜たちが困難な状況の中で少しずつ心を通わせていく感動の物語です。タイトル通りのメッセージがしっかり込められており、読み終えた後には優しい気持ちが残る作品でした。

個人的には自己犠牲というテーマがあまり好きではなく、子どもに自己犠牲を持って生きて欲しいと思った事が無いんです。
人への思いやりは必要ですが、自己犠牲の精神は持ってほしくないなぁと想いつつも…「日本人は死が美学」という特殊な思想があるわけです。
幼少期から自己犠牲は植え付けたくないなって思ったりする。そのあたり気にしない人は楽しめる感動系の絵本です。個人的には犠牲になる話よりハッピーエンドがいいっ

恐竜が出ていればなんだっておもしろいよ!





