どこにいるんだろうきみは?|読んだ本の紹介・レビュー【26冊目】【絵本】

3.5

どこにいるんだろうきみは?|作品紹介

  • 作:マリー・G・ローデ
  • 訳:青山南
  • 出版社:BL出版
  • 対象年齢:3歳~5歳向け
  • 発売日:2023/4/12
  • ページ数:47P
  • 幼児向け読み聞かせ絵本

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どこにいるんだろうきみは?|実際に読んだ感想とレビュー

親になる喜びと命のつながりを感じる絵本

『どこにいるんだろう きみは?』は、絵の中に隠れているキャラクターを探して楽しむ、いわゆる「さがし絵」タイプの絵本です。

子どもたちが夢中になってページを眺めながら、「いた!」「ここにいるよ!」と発見する喜びを味わえる作品になっています。

内容としては『ウォーリーをさがせ!』を思わせる探し絵絵本ですが、難易度は比較的やさしめです。細かすぎて見つからないということが少なく、小さなお子さんでも挑戦しやすいのが魅力だと思います。

難しすぎると途中で飽きてしまうこともありますが、本作は「もう少し探せば見つかりそう」という絶妙なバランスになっているため、達成感を味わいやすい印象を受けました。

特に印象的だったのは、街並みや人々が描かれたカラフルなイラストです。

ページいっぱいに広がる色鮮やかな世界は見ているだけでも楽しく、探し物をしていなくてもつい細かい部分まで眺めたくなります。さまざまな色が使われているため、自然と色彩への興味を持つきっかけにもなりそうです。

子どもは鮮やかな色や賑やかな絵が大好きです。本書のイラストはまさにその魅力が詰まっていて、探し絵としてだけでなく、絵を見る楽しさも味わうことができます。「この人は何をしているのかな?」「この建物は何だろう?」など、探しながら会話が広がるのも良いところです。

また、こうした探し絵絵本の魅力は、親子で一緒に楽しめることだと思います。普通の読み聞かせとは少し違い、子どもと同じ目線で絵を見ながら探し物をするため、自然とコミュニケーションが増えます。「どこかな?」「あっちじゃない?」「見つけた!」といったやり取りが生まれ、一緒に遊んでいる感覚で楽しめます。

絵を見ることが好きなお子さんならもっと小さいうちから楽しめるかもしれません。成長するにつれて観察力も高まり、以前は見つけられなかったものを発見できるようになるため、繰り返し読む楽しさもあります。

『どこにいるんだろう きみは?』は、探す楽しさと発見する喜びが詰まった絵本です。カラフルなイラストの世界を親子で眺めながら、一緒に探し遊びを楽しめる一冊。

読み聞かせだけではなく、コミュニケーションツールとしても活躍してくれる絵本だと思います。

達也
達也

色やイラストを通じて幼少期の色彩感覚、美的センスなども養われそうな感じです。知育本として良いと思います。

優しい版ウォーリーを探せ?的なノリが好きな子どもには楽しめると思います。案外見つかった時に嬉しかったり、子どもに読み聞かせしながら一緒に探したりするのは楽しいです。

うちの子どもたちも読み聞かせしながら一緒に探してました( *´艸`)

たーちゃん
たーちゃん

かわいかった!

達也の深読み!

親子で「物語を妄想する」と、言葉の力がグンと伸びる! この絵本を読み聞かせするときの達也くん流の楽しみ方ですが、お目当てのキャラクターを探すだけでなく、「この赤い服の人は何をしてるのかな?」「この犬はどこに行くんだろう?」と、背景のモブキャラに注目して親子でアドリブの物語を作ってみるのがおすすめです。 文字が少ない探し絵絵本だからこそ、親子の会話次第で可能性は無限大。子どもの想像力と言葉の表現力を引き出す最高のコミュニケーションツールになりますよ。

作者「マリー・G・ローデ」さんは、世界を旅する超オシャレなデザイナー! 作者のマリー・G・ローデさんは、建築や環境デザインを学び、ヨーロッパ各地を旅しながら活動している気鋭のデザイナー・イラストレーターさんです。 だからこそ、色使いや街並みの描写が日本の絵本とは一味違う、北欧モダンを感じさせる洗練された美しさを持っています。探し絵としてだけでなく、「アートブック」としてインテリアに飾りたくなるクオリティなのは、彼女の経歴ゆえなんですね。

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