みずたまのたび|読んだ本の紹介・レビュー【2冊目】【絵本】

4.0

みずたまのたび|作品紹介

  • 作:アンヌ・クロザ
  • 訳:こだましおり
  • 出版社:西村書店
  • 対象年齢:3歳~5歳向け
  • 発売日:2015/2/28
  • ページ数:40P
  • 幼児向け読み聞かせ絵本

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みずたまのたび|実際に読んだ感想とレビュー

水の循環を楽しく学べる科学絵本

『みずたまのたび』は、小さな子どもの想像力を優しく刺激してくれる、3~5歳頃のお子さんにぴったりの絵本です。

我が家でも読み聞かせをしてみましたが、表紙や物語に登場するネコにすぐ興味を示し、最初から最後まで楽しそうに聞いていました。

やはり子どもは動物が大好きで、特にネコが登場する絵本には自然と引き込まれるようです。

この作品は、ネコが飲み残した小さな「みずたま」が主人公という、少し変わった発想の物語です。

普段であれば気にも留めないような小さな水滴が旅に出るという設定がとてもユニークで、大人が読んでも思わず「この後どうなるんだろう」と続きを知りたくなります。

みずたまは水でできているため、川や海、雨や雲などさまざまな場所へと姿を変えながら旅を続けます。その自由な様子は、まるで世界中を冒険しているかのようです。

子どもたちにとっては、身近な「」がこんなふうに動き回り、旅をするという発想そのものが新鮮で、想像を膨らませるきっかけになるでしょう。

また、この絵本には「どこまでも続く旅」というワクワク感があります。目的地を目指して進むというよりも、その時々の出会いや景色を楽しみながら旅を続けていくため、読んでいる側も一緒に冒険をしている気分になります。

ページをめくるたびに新しい発見があり、小さなお子さんでも飽きずに楽しめる構成になっています。

イラストも親しみやすく、柔らかな雰囲気が魅力です。特にネコの存在は子どもたちの心をつかみやすく、寝かしつけ前の読み聞かせにもぴったりだと感じました。落ち着いた雰囲気の中にも冒険の楽しさがあり、親子でゆったりとした時間を過ごすことができます。

動物が登場する絵本には不思議な魅力があります。子どもたちは動物たちの姿に親近感を持ち、自然と「かわいい」「大好き」という気持ちを育んでいきます。本作もその一冊で、ネコやみずたまの旅を通して、身近な自然や生き物への興味を広げてくれるように感じました。

想像力を育みたいお子さんや、動物が好きなお子さんには特におすすめです。読み終わった後には、「みずたまはこの先どこへ行くのかな?」と親子で話したくなる、優しく温かな魅力にあふれた絵本です。

達也
達也

結構面白いなと思った作品なので、読んで頂きたい一作ではあります。人はこんな風に自由な発想ができるんだと痛感します。

たーちゃん
たーちゃん

みずの不思議な物語と絵が楽しかった!ねこが好きなので嬉しかった!

達也の深読み!

楽しく水の循環が学べるこの作品、実は日本でも大絶賛されていて、第62回・低学年の部「青少年読書感想文全国コンクールの課題図書」や、全国学校図書館協議会の「よい絵本」にも選ばれている折り紙付きの1冊。

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