あ・さ・ご・は・ん!|作品紹介
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あ・さ・ご・は・ん!|実際に読んだ感想とレビュー
朝ごはんができるまでのワクワク料理タイム!
タイトルそのまま、「あ・さ・ご・は・ん!」。
朝ごはんをテーマにした絵本なのですが、朝ごはんを食べる話ではありません。なんと、朝ごはんを作る話です(笑)。
まずはお米を研いで炊飯器にセット。具材を切って味噌汁を作り、鮭を焼いて、料理ができあがったら……
「さぁ、朝ご飯を食べよう!」
という、朝ごはんが完成するまでの一連の流れを絵本にしています。
こういう「普段の生活」をそのまま絵本にする作品って、子供にとっても分かりやすくていいですよね。
ご飯を炊く、料理をする、魚を焼く。
毎朝のように家で行われていることを、絵本の中で追体験できます。ただですね。私だけでしょうか。
この絵本を読んでいて、どうしても気になってしまったことがあるんですよ。
味噌汁が……豚汁なんです。
まぁ、豚汁でもいいんですけどね。
問題は、その作り方。
タマネギの薄切り、ジャガイモの薄切り、豚肉の細切れなどを、最初から全部一気に鍋へ投入して、そのまま煮込んでいる。
いや、ちょっと待って。
ジャガイモ、煮崩れない?
タマネギを入れるなら、ニンジンとか大根とかコンニャクとかは入れないの?これは豚汁なのか?それとも豚汁っぽい何かなのか?さらに豚肉のアクは取らないの?本当に全部ぶち込んで、そのまま煮込んでいいのか?
そして、もう一つ気になったのが鮭。
フライパンで焼いているんですよ。
……グリルは?
コンロに魚焼きグリルはないのかね??と、読んでいるうちに、絵本の内容とは別のところが気になって仕方がない。
病気( *´艸`)
もちろん、これは絵本なので、そこまで細かいことを気にする必要はないんです。
子供は「ご飯ができた!」「鮭おいしそう!」くらいの感覚で楽しめばいい。
むしろ、料理に興味を持つきっかけになれば、それだけでも十分です。
でも、親として読んでいると、どうしても「いやいや、そこはこうするだろ!」という部分が出てきてしまう(笑)。
子供にはそんなこと関係ないんですよね。
絵本を読んで、「朝ごはんってこうやって作るんだ」と分かれば、それでいい。
……とはいえ。
「テキトーに教えておきゃいいってことだよな」となってしまう私なのでした。
朝ごはんができるまでの工程を楽しく描いた、生活感のある絵本。
料理や食べ物に興味を持ち始めた子供と読むと、「これ何?」「何を作ってるの?」なんて会話も楽しめそうです。
読み聞かせするにはこれくらいがちょうどいいのかもしれませんね( *´艸`)

家庭料理ってその家その家の作り方とか独特なものがあるから面白いです

あさごはんはパンとかホットケーキがいいっ
達也の深読み!
「あ・さ・ご・は・ん!」の作家、武田美穂さんは日本絵本賞読者賞、けんぶち絵本の里大賞、絵本にっぽん大賞などの賞作家さんでもあります。家庭ごとの「リアルな生活感」こそが愛おしい レビューでも触れた具材の豪快な投入や調理方法などは、まさに各家庭の「リアルな台所風景」そのもの。完璧で整然としたレシピ本にはない「ざっくりとした家庭料理の温かみ」が描かれており、親目線で読むと「うちのやり方と違う!」「大雑把で親近感が湧く」といったクスッと笑えるツッコミどころ(=コミュニケーションのフック)として機能しています。
五感を刺激する「オノマトペ」の魔法 「じゅーじゅーじゅー」「ぐつぐつぐつ」「ごとごとごと」といった臨場感あふれる擬音がふんだんに使われています。視覚だけでなく「音」や「におい」まで想像させる演出になっており、子どもたちが「おなかがすいた!」「食べてみたい!」と直感的に食への興味を抱く仕掛けになっています。




