ぼくラはばラばラ|作品紹介
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ぼくラはばラばラ|実際に読んだ感想とレビュー
『ぼくラはばラばラ』は、森の動物たちが力を合わせて困りごとを解決していく様子を描いた、楽しくて温かい絵本です。
物語は、木の実を運びたい鳥たちが、自分たちだけではうまく運べず、代わりに手伝ってくれる仲間を探すところから始まります。
しかし、一匹だけですべてを解決できる動物はいません。そこで次々とバトンタッチをしながら、それぞれの得意なことを活かして協力していきます。リレーのようにつながっていく展開が面白く、小さな子どもでも飽きることなく楽しめる内容になっています。
タイトルの『ぼくラはばラばラ』からは、それぞれ違う個性を持った仲間たちを想像しますが、まさにその通りの物語です。動物たちは見た目も能力も違います。
一人ではできないことも多くありますが、それぞれの得意なことを持ち寄ることで大きな目標を達成していきます。その姿は、子どもたちに「みんな違っていていい」「協力することが大切」というメッセージを自然に伝えてくれます。
また、この絵本の魅力のひとつが、村田善子さんによる親しみやすくコミカルなイラストです。登場する動物たちの表情はとても豊かで、ページをめくるたびに思わず笑顔になります。
特に色使いが印象的で、はっきりとした配色は小さな子どもにも見やすく、それぞれのキャラクターを認識しやすくしています。読み聞かせをしながら色の名前を覚えたり、絵を見て会話を広げたりすることもできそうです。
物語自体はシンプルですが、その中には大切な学びがたくさん詰まっています。一人ひとりにできることは限られていても、みんなで協力すれば大きなことを成し遂げられるという考え方は、子どもたちがこれから集団生活を送るうえで大切な経験につながるでしょう。
幼稚園や保育園で友だちと関わる機会が増えてくる時期のお子さんには、特に響く内容かもしれません。
楽しみながら協力することの大切さを学べる『ぼくラはばラばラ』。コミカルなストーリーと鮮やかなイラストで、小さな子どもたちの心を引きつけてくれる一冊です。
知育絵本としてもおすすめできる作品で、親子で読みながら「みんなで力を合わせるって素敵だね」と話し合うきっかけにもなるでしょう。

誰でもそうだと思いますが、幼少期って意外に人に頼んだり素直にしていた子も多いと思いますが、大人になるにつれてできる事が多くなってきて、そして人を頼らなくなる。
幼少期からチカラを合わせる大切さを学んでいれば少しは変わるのかも?

読み聞かせしてもらって楽しい絵本でした!
達也の深読み!
心理学で言う「受援力(じゅえんりょく)」の大切さ 達也くんのコメントで「大人になるにつれて人を頼らなくなる」と書きましたが、これ、現代の教育やビジネスでもものすごく重視されている『受援力(周囲に上手に助けを求める力)』そのものです。 子どもに「一人で頑張りなさい」と教えがちですが、本当に大切なのは「できないときは、得意な人に『手伝って』と言える強さ」。この絵本は、鳥たちが素直にバトンを繋いでいく姿を通して、大人になる前に知っておきたい「人を頼るカッコよさ」を教えてくれます。
この絵本の最大の強みは、「お説教くさくないのに、協調性が身につく」点です。幼稚園や保育園という最初の社会に出る子どもたちにとって、「あいつは足が速い」「あの子は絵が上手」とお互いを認め合うきっかけになります。





