大坂城 絵で見る日本の城づくり|作品紹介
【PR】【広告】アフィリエイト広告を利用しております。アイキャッチ画像は楽天市場を利用しております。
大坂城 絵で見る日本の城づくり|実際に読んだ感想とレビュー
重機のない時代に巨大な城はどう造られたのか?
これは子どもだけではなく、大人も「へぇ!」と思わず唸ってしまう一冊。
大阪府や大阪市に住んでいる人なら、小学校の遠足や社会科見学で一度は大阪城へ行ったことがあるのではないでしょうか。実際に天守閣を目の前にすると「大きいなぁ」とは思うものの、どうやって建てられたのかまで考える機会は意外と少ないものです。
そんな疑問に答えてくれるのが、この『大阪城 絵で見る日本の城づくり』。
建設現場をそのまま見ているような迫力で、この本の魅力は大阪城(大坂城)の建設風景を細かなイラストで再現していることです。
完成した大阪城ではなく、建設途中の様子が丁寧に描かれているので、まるで当時の工事現場を見学しているような気分になります。
何百人、何千人、下手すると何万人もの作業員が働いている。巨大な石を運び、堀を掘り、石垣を積み上げていく姿は圧巻です。
現代ならクレーン車や大型トラック、ショベルカーなどの重機が活躍しますが、戦国時代には当然そんな便利なものは無いわけです。牛車や手押し車を使い、それでも運べないほど重い石は、多くの人が力を合わせて運んでいたことがイラストから伝わってきます。
人の背中で資材を運ぶ場面もあり、「これだけの建物を人の力で造ったのか」と驚かされました。
大阪城といえば、巨大な石垣も見どころの一つ。一つ一つの石は、人が何人集まっても簡単には動かせないほど巨大です。
読んでいると、「この石はどうやって切り出したんだろう?」「どうやって山から運んだんだろう?」「何十人で引っ張ったんだろう?」「持ち上げる道具はどうなっていたんだろう?」など、次から次へと疑問が湧いてきます。
この本は細かな作業風景まで描かれているので、子どもが自然と「どうして?」「なんで?」を考えるきっかけになります。
歴史だけではなく、昔の土木技術や建築技術にも興味が広がる内容です。
もし大阪城へ行く予定があるなら、事前に読んでおくと面白さが何倍にもなります。実際に石垣や堀を見ると、「この石を人が運んだのか!」「ここまで積み上げるのにどれだけ時間がかかったんだろう?」と、本で見た建設風景を思い浮かべながら見学できます。
ただ「大きなお城だね」で終わるのではなく、その背景にある人々の努力や技術まで感じられるようになるのは、この本ならではの魅力。社会科見学や歴史学習の導入としても達也くん的にはおすすめです。
ウォーリーを探せのような楽しみ方もある。真面目な歴史絵本かと思いきや、遊び心もしっかりあります。建設現場にはたくさんの作業員が描かれていますが、その中に特定の人物が隠れていて、まるで「ウォーリーをさがせ!」のように探して遊べる要素も用意されています。
子どもはこういう「探す遊び」が大好き。
読み聞かせの途中でも、「いた!」「ここにいる!」と盛り上がれるので、歴史の本という堅い印象はあまりありません。遊びながら自然と知識が身につく工夫がされているのは、とても良いところだと思いました。
歴史が好きになるきっかけになる一冊かもしれない。『大阪城 絵で見る日本の城づくり』は、大阪城という歴史的建造物を通して昔の建築技術や人々の暮らし、そしてものづくりの大変さを学べる絵本です。
完成した姿だけではなく、「どうやって造ったのか」という過程に焦点を当てているため、子どもの知的好奇心を大きく刺激してくれます。
大阪城へ行く予定がある人はもちろん、歴史や建築、働く人たちの仕事に興味を持ち始めた小学生にもぴったりの一冊。
実際のお城を見たとき、そのスケールの大きさと先人たちの技術力に、きっと今まで以上の感動を覚えることでしょう。

達也くんは何度か行ってますが天守閣から金剛山とかを見るのが好きです

ぼくおしろにすみたい!
達也の深読み!
著者と監修者のバックグラウンドを知ると、絵本の見方が変わる! この絵本がなぜここまでリアルで圧倒的な情報量を持っているのか、その秘密は「制作者のプロフェッショナルさ」にあります。
作者の青山邦彦先生は早稲田大学の建築学科出身。ただ綺麗なお城を描いているのではなく、建築の知識に基づいた正確な視点と構造のディテールが描き込まれているからこそ、重機の存在しない時代の「圧倒的な現場の熱量」が緻密に伝わってきます。素晴らしい!






