動物大せっきんクジラ|作品紹介
- 著:フリップ・ニックリン
- 著:リンダ・ニックリン
- 監修:小宮輝之(こみやてるゆき)
- 出版社:ほるぷ出版
- 対象年齢:3歳以上向け
- 発売日:2011/12
- ページ数:31P
- 学習向けの本
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動物大せっきんクジラ|実際に読んだ感想とレビュー
迫力満点の写真でクジラの世界を学べる図鑑
『動物大せっきん クジラ』は、シロナガスクジラやザトウクジラなどさまざまなクジラの暮らしや特徴を写真とともに紹介している図鑑です。文字だけでは伝わりにくい海の巨大生物の姿を迫力ある写真で見ることができるので、大人でも思わず「へぇ!」と声が出てしまう一冊。
掲載されている内容は子どもにも理解しやすく、「クジラってこんな生き物なんだ」と自然に興味が湧いてきます。読み聞かせというよりは、親子で写真を眺めながら「すごいね!」と会話を楽しむタイプの本ですね。
特に驚いたのが、ザトウクジラは一度に約2,000リットルもの海水をエサと一緒に飲み込むということ。そして世界最大の動物であるシロナガスクジラは1日に約7トンものエサを食べるというスケールの大きさです。数字だけでも圧倒されますが、写真とあわせて見ることでその巨大さがより実感できます。
さらに、クジラは魚ではなく哺乳類なので、お母さんのおっぱいを飲んで子育てをします。シロナガスクジラの赤ちゃんは1時間に約3.5kgもの体重が増えると紹介されていて、「そんなに成長するの!?」と驚かされました。海で生きるためには、それだけの栄養が必要なのだと考えると、自然の偉大さを感じます。
この本は種類ごとの特徴だけでなく、泳ぎ方や食べ方、親子の暮らしなども写真付きで解説されているため、達也くん的には生き物が好きな子にはもちろん、水族館が好きな子にもおすすめです。図鑑というと難しい印象がありますが、写真が豊富なので小さな子でも最後まで飽きずに楽しめます。
達也くん家でも読み終わったあとには、決まって「水族館に行きたい!」という話になります。実際に本で見たクジラやイルカを見てみたいという気持ちが自然と湧いてくるのでしょう。夏場は屋内で涼しく過ごせる水族館は家族のお出かけ先としても人気ですし、この本を読んでから出かけると、展示を見る楽しみもさらに増えると思います。
生き物への興味を育てたい家庭や、海の動物が好きなお子さんには特におすすめの一冊です。クジラの大きさや生態を知ることで得られる知識がある!

大阪の長居公園にシロナガスクジラの骨を展示してあるんだけど圧巻

くじらおっきいからだいすき!
達也の深読み!
長居公園の骨から広がる、太古と未来へのロマン 大阪の長居公園(大阪市立自然史博物館)にはシロナガスクジラの巨大な骨格標本が展示されています。本の中で写真や数字として見ていた「1日7トンのエサを食べる生き物」の実物大の骨を目の当たりにしたとき、子どもだけでなく大人も言葉を失うほどの衝撃を受けます。
図鑑で得た「知識」が、リアルな「体験」と結びついた瞬間、子どもの世界は一気に広がります。この絵本は単なるクジラの解説書ではなく、読んだ人を「本物の自然を見に行こう!」と外へ連れ出すためのきっかけなのだと思います。




