そらのうえのそうでんせん|作品紹介
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そらのうえのそうでんせん|実際に読んだ感想とレビュー
『そらのうえのそうでんせん』は、これは勉強になるな~と思った絵本です。
わが家の子どもも興味を持ったようで、目をキラキラさせながら何度も読み聞かせをオネダリしてきました( *´艸`)
この絵本で描かれているのは暮らしに欠かせない「送電線」を守る仕事です。
普段の生活で送電線や鉄塔を見かけることはあっても、「誰が点検しているんだろう?」「どうやってあんな高い場所まで登るんだろう?」「壊れたらどうやって修理するんだ?」なんてことまで考える機会はなかなか無いでしょう。
この絵本はそんな送電線のメンテナンス作業を子どもにもわかりやすく描いてくれています。
作業員が高い場所へ登るためには、当然ながらさまざまな装備が必要。落下しないための安全対策を行い必要な道具を準備し、一つひとつ確認しながら作業を進めていきます。
高いところに登って、「はい、修理しま~す」という単純な仕事ではないということ。
安全に作業するためには装備の確認や決められた手順があり、それをしっかり守る必要があります。
子どもに読み聞かせをしながら、送電線のメンテナンスについて勉強になります。ある意味、絵本で楽しめる社会科見学のような作品かもしれない。
そして、特にインパクトがあるのが、実際に作業員が高い場所で送電線の点検や修理をする場面です。あんな高いところで仕事をするの!?と、達也くんの子どもたちはビックリしていました。
地上から見上げているだけなら「大きな鉄塔だな~」くらいにしか思わないかもしれません。
しかし、その上では実際に人が働き、人が当たり前のように電気を使える生活を支えてくれているわけです。電気をつければ部屋が明るくなる。冷蔵庫も動く。テレビも見られる。スマートフォンも充電できる。
普段は意識することのない「当たり前の生活」の裏側には、こうした設備を点検して守っている人たちがいるんです。
『そらのうえのそうでんせん』の良いところは、単に「送電線ってすごい!」で終わらず、そこで働く人たちの仕事や安全対策まで知ることができるところです。
子どもにとっては、知らなかった仕事を知るきっかけにもなります。働く車や工事現場が好きな子どもなら、こうした「社会を支える仕事」にも興味を持つかもしれません。
達也くんの家の子どもが目をキラキラさせて何度も読みたがったのも、普段見ることのできない世界が細かく描かれているからなのかもしれない。
「どうやって登るの?」「これは何に使うの?」そんな疑問を話しながら読むのも面白い。読み聞かせをしながら仕事のことを知り、安全対策の大切さも学べる。そして、私たちの生活が多くの人の仕事によって支えられていることにも気づかせてくれる。
『そらのうえのそうでんせん』は、楽しみながら社会勉強もできる、とても良い絵本でした。
これはイイ絵本だわ( *´艸`)

こういう作業系の絵本ってほんと社会勉強になるから小さい頃から読み聞かせするべきだと達也くんは思ってます

かっこいいとおもった!
達也の深読み!
絵本に登場する超レア工具「宙乗り器(ちゅうのりき)」絵本の中で、作業員が送電線にぶら下がるようにして移動するシーンがあります。あれは決して「サーカスの綱渡り」のように感覚で渡っているわけではなく、「宙乗り器(ちゅうのりき)」という、電線の上を走る専用のゴンドラ(自転車のようなもの)を使っています。このマニアックすぎるプロ仕様の器具が絵本に精密に描かれているのは、大人のインフラファンから見ても「わかってる!」と唸るポイントです。
この絵本に登場する作業員たちは、業界で「ラインマン」と呼ばれる架線電工のプロフェッショナルがモデルになっています。鎌田さんは実際に、高所作業を行う電力会社やメンテナンス企業に徹底的なインタビューを行い、彼らが使う専門道具(安全帯や工具)から、命を守るための手順(指差し確認のポーズなど)にいたるまで、プロのリアルな動きを忠実に再現しています。とても素晴らしいと思います。





