おしっこちょっぴりもれたろう|作品紹介
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おしっこちょっぴりもれたろう|実際に読んだ感想とレビュー
失敗しても大丈夫!トイレの悩みを笑いに変える絵本
ヨシタケシンスケさんといえば、子どもにも大人にも大人気の絵本作家。『おしっこちょっぴりもれたろう』も、タイトルからしてすでにヨシタケワールド全開です( *´艸`)
物語は「ぼく、おしっこちょっぴりもれたろう」という男の子の告白から始まります。
おしっこをする前やしたあとにいつもちょっぴり漏れてしまう。そのたびにお母さんから怒られてしまうのですが、本人としては、「でも、いいじゃないか。ちょっぴりなんだから」という主張。
まぁ確かに、ちょっぴり漏らしたところで世界が終わるわけではありません。もちろん映画館の座席などで盛大に漏らしたら大変な話になりますが、自宅でちょっぴりなら着替えれば済む話でもあります。
そんな「もれたろう」は、ある疑問を持ちます。「もしかして、自分と同じような人がほかにもいるんじゃないか?」そこから始まる、仲間の「もれたろう」を探す冒険活劇(笑)
行く先々で、おじさんや近所の子どもなど、いろいろな人に「あなたもれたろうですか?」と聞いて回ります。冷静に考えると、とんでもない質問です( *´艸`)
しかし、みんなそれぞれに人には言いにくい悩みを持っていることがわかってきます。そして最後にはおじいちゃんから「実はワシも漏れたろうなんじゃ」と打ち明けられることに。
年齢は違っても似たような悩みを持っている人はいる。自分だけがおかしいわけではない。
この作品はおしっこという子どもが笑いやすい題材を使いながら、実はそんな大切なことを伝えているように感じます。
子どものトイレ事情は本当に一人ひとり違います。早くできるようになる子もいれば、ゆっくり成長する子もいる。失敗することだってあります。
だからこそ、「失敗したら恥ずかしい」と思わせるよりも、「そういうこともあるよ」と笑えるくらいの余裕があってもいいのかもしれません。
そういえば、わが家の子どもは1歳半くらいでおねしょがほぼなくなり、2歳半頃にはトイレでするようになりました。
3歳になると、自分で補助便座をセットして、一人で座っておしっこに成功。幼稚園の先生に聞いても、園内でしっかりトイレができているとのことでした。
4歳になると、暗い時間でも一人でトイレへ行き自分で補助便座をセット。
5歳では、うんちのあとのおしり拭き以外はほぼ自分でできるようになりました。
えらいぞ( *´艸`)
こうして振り返ると、トイレ一つとっても子どもの成長を感じます。最初は親が全部やっていたのに、いつの間にか一人でできることが増えている。
って、もれたろうのレビューだったのに完全にわが子の成長記録になってしまった(笑)
『おしっこちょっぴりもれたろう』は、子どもが抱えやすい小さな悩みを、笑いとユーモアで包み込んだ絵本です。
「自分だけじゃない」と思えることは、子どもにとって意外と大きな安心につながるもの。トイレトレーニング中の子どもはもちろん、失敗を気にしやすい子にもおすすめしたい一冊です。
笑いながら読めて、最後にはちょっと気持ちが軽くなるかも?( *´艸`)

人は漏れから始まり漏れに終わる。いつかは漏れるんです

じゃぁそのときはパパ、もれたろうだね!
達也の深読み!
【深読み!世代を超える『もれたろう』の輪廻】 物語の終盤、おじいちゃんが「実はワシも・・・」と告白するシーン。これは単なるギャグではなく真理です。子どもは身体が未発達だから漏れる。しかし高齢になると身体が衰えるから漏れる。人は「もれたろう」として生まれ、成長して一度は卒業するものの、最後「もれたろう」になる。「人間、生まれてから死ぬまで大した違いはないんだから、小さな失敗なんて気にするな」という事ですね。






