きょうもひつじぱん|作品紹介
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きょうもひつじぱん|実際に読んだ感想とレビュー
かわいいパンがいっぱい!繰り返し読みたくなるパン屋さん絵本
『きょうもひつじぱん』は、ひつじのパン屋さんが次々とおいしそうなパンを焼いていく、見ているだけでお腹が空いてしまうような絵本です。
作者は『へんしんトンネル』シリーズなどでもおなじみの、あきやまただしさん。本作は言葉遊びが中心ではなくかわいらしいパン屋さんの日常を優しく描いた作品です。
物語はとてもシンプル。ひつじのパン屋さんにお客さんがやって来て、それぞれのお客さんに合わせたパンを焼いていきます。
特別な事件が起こるわけではありませんが、「今日はどんなパンが焼き上がるのかな?」というワクワク感があり、小さな子どもでも飽きずに楽しめます。
イラストは派手すぎず、色使いも優しい雰囲気。細かな描き込みが多いタイプではないので、小さな子どもでも絵が見やすく、「何が描かれているか」がひと目でわかります。
色の組み合わせも落ち着いていて、ごちゃごちゃした印象がないため、0歳から5歳くらいまでの読み聞かせにぴったりだと達也くんは感じました。文章量も1ページごとに少なく、テンポよく読み進められます。
長い文章を聞き続けるのが難しい年齢の子でも最後まで集中しやすく、保護者にとっても読み聞かせの負担が少ない作品です。
実際に読んでみると、子どもが「もう一回!」とリピートをお願いしたくなる理由がよくわかります。文章のリズムが心地よく、ページをめくるテンポもいいので、何度読んでも飽きにくいのです。
大人から見ると「パンを焼いているだけのお話」に思えるかもしれませんが、子どもにとってはその繰り返しや安心感が心地よいのかもしれません。
お気に入りの絵本は何度でも読んでほしくなるものですが、小さな子はリピート読み聞かせを求めてくると思いますよ。
パン好きにはたまらない作品でもあります。ページをめくるたびに焼きたてのパンが登場するので、「こんなパンが食べたいな」「パン屋さんに行きたくなったな」と感じる人も多いのではないでしょうか。
達也くんは読んでいるうちに、「久しぶりにパンを焼きたいな」と思ってしまいました。
以前は時間を見つけてパン作りを楽しんでいたのですが、最近は子どもたちと公園へ遊びに行くことが増え、自分の趣味に使える時間はすっかり減ってしまいました。
子育てをしていると、自分の時間はどうしても後回しになりがちです。それでも子どもと一緒に絵本を読みながら「今度パンを作ってみようか」と新しい楽しみが生まれるのも、絵本ならではの魅力なのかもしれません。
読んだあとには、パンが食べたくなってしまうかもしれませんが小さい子におすすめの絵本です。

パン好きなんだよ~焼きたいよ~時間が欲しいよ~

じかんはじぶんでつくるんだよ
達也の深読み!
作者・あきやま一家は「全員パンが大好き」 作者のあきやまただしさんをはじめ、ご家族全員が無類のパン好きだそうです。絵本に出てくるパンがどれも本当に美味しそうで、見ているだけでお腹が空いてしまうのは、作者自身の「パンへの愛」が絵にそのままあふれ出ているからかもしれません。





