せかいをみにいったアヒル|作品紹介
【PR】【広告】アフィリエイト広告を利用しております。アイキャッチ画像は楽天市場を利用しております。
せかいをみにいったアヒル|実際に読んだ感想とレビュー
写真で描かれる世界を旅するアヒルの心温まる冒険
『せかいをみにいったアヒル』は、写真と文章を組み合わせて物語が展開する少し珍しい絵本です。
イラストではなく実際の動物や風景の写真が使われているため、まるで本当にアヒルが旅をしている様子を見ているような気分になります。
主人公は、一羽の好奇心旺盛なアヒル。ある日、「そうだ、世界を見に行こう。そして、みんなにもアヒルを見てもらおう!」と思い立ち、旅へ出発します。その発想がなんとも前向きで、読んでいるこちらまでワクワクしてきます。
旅支度を整えたアヒルは海を渡り、最初に一匹の犬と出会います。犬と一緒に日なたぼっこをしながら、「世界中のみんなにアヒルを見てもらいたいんだ」と自分の夢を語るアヒル。
そんなアヒルに犬は、「世界はとても広いこと」や、「動物園にはいろいろな動物がいること」を教えてくれます。そこでアヒルは、さらに旅を続けることを決意します。
今度はカメにお願いして動物園まで運んでもらい、ライオンやカバ、アライグマ、チンパンジー、ニワトリなど、さまざまな動物たちに会いに行きます。
普段は人間が動物園で動物を見る立場ですが、この作品ではアヒルが「みんなに自分を見てもらう」という視点になっているのが面白いところです。
視点が変わるだけで、動物園もまったく違う世界に見えてきます。旅を終えたアヒルは、最後には最初に出会った犬のもとへ戻り、一緒に仲良く暮らします。ほのぼのとした読後感で終わる、優しい物語です。
・・・ただ、達也くんが読むと、どうしても気になることがあります。
このアヒル、行動力も運もすごすぎるのでは?
動物園の中を自由に歩き回り、ライオンやカバなどさまざまな動物たちに会いに行っていますが、普通なら途中で飼育員さんに見つかりそうなものです。もし本当に動物園へ迷い込んだアヒルがいたら、「気をつけて帰るんだよ」で済むことは、まずないでしょう。
安全のために保護される可能性が高そう。そんな現実的なことを考え始めると、「このアヒル、ものすごい強運の持ち主なのでは?」と達也くんは思わず笑ってしまいました。
もちろん、これは現実を描いた作品ではなく、自由な想像を楽しむ物語です。だからこそ、「そんなことある?」と思いながら読むのも、この絵本の楽しみ方の一つかもしれません。
写真を使った作品ならではのリアリティと、絵本らしいファンタジーが絶妙に組み合わさっているのも魅力です。3歳頃以上からなら楽しめるのではないかと思います。
動物が好きな子どもはもちろん、「世界にはいろいろな動物がいるんだ」という興味を育てるきっかけにもなります。
『せかいをみにいったアヒル』は、アヒルの好奇心いっぱいの冒険を通して、世界の広さや新しい出会いの楽しさを教えてくれる一冊です。
そして、大人は思わず「このアヒル、無事に帰れて本当によかったね」と、少しだけ現実目線でツッコミを入れたくなる作品( *´艸`)

凄腕のアヒルってことか・・・

さいきんアフラックのアヒルがゆうめいだよ!
達也の深読み!
絵本はほのぼのとしたハッピーエンドですが、作者の2人はこの絵本が世に出てからまもなく、どちらも40代という若さで急逝しているそうです。2人が遺した作品が、50年以上の時を経て2009年に日本で新たに翻訳出版され、今も子どもたちに読まれていると思うと、感慨深いものがありますよね。良い作品は後世まで語り継がれるという事でしょうか。凄いな。





