くまのこくまきち|読んだ本の紹介・レビュー【104冊目】【絵本】

4.0

くまのこくまきち|作品紹介

  • 作:中川李枝子
  • 絵:柿本幸造
  • 出版社:ひさかたチャイルド
  • 対象年齢:0歳~2歳向け
  • 発売日:
  • ページ数
  • 幼児向け読み聞かせ絵本

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くまのこくまきち|実際に読んだ感想とレビュー

歌と物語が一緒に楽しめる絵本

この絵本には、少し面白い特徴があります。表紙を開いて最初のページを見ると、作中で登場する歌の歌詞と楽譜が掲載されているのです。

そのため、ただ物語を読むだけでなく、実際にメロディーを確認しながら歌を歌って楽しむこともできます。読み聞かせの時間が、ちょっとした音楽遊びの時間にもなるのが魅力です。

物語の主人公は「けいこ」という女の子。

けいこは歌を口ずさみながら、幼稚園へ向かう道を歩いています。すると突然、「へんな歌!」と声をかけてくる存在が現れます。

その正体は、くまの子の「くまきち」。ここから、けいことくまきちの不思議な交流が始まります。

けいこが友達と遊んでいるところへくまきちがやってきて、一緒に遊んだり、おしゃべりをしたり、お弁当を食べたりします。

人間の子どもたちとくまが、ごく自然に同じ時間を過ごしている様子が描かれていて、とてもほのぼのとした雰囲気です。

やがて遊び疲れたくまきちは眠くなり、そのまま眠ってしまいます。そこへお母さんぐまが迎えにやってきて、先生にきちんと挨拶をしてから、くまきちをおんぶして帰っていきます。

改めて内容を振り返ると、なかなか不思議な世界観です。くまは普通にしゃべるし、人間の子どもたちと仲良く遊ぶし、大人たちも当たり前のように受け入れています。

現実ではありえない設定なのですが、子ども向け絵本の世界ではそれが自然に成立しているのが面白いところ。

読んでいるうちに、「動物と友達になれたらいいな」という子どもらしい夢や想像力がどんどん広がっていきます。もちろん現実のクマはとても危険な野生動物ですが、絵本の中では優しくて愛嬌たっぷりの友達です。

もしかすると、小さな子どもは「クマさんってお話しできるんだ!」と思うかもしれません。でも、それもまた絵本ならではの楽しみ方でしょう。達也くんの子どもは結構このあたりツッコミを入れてきます(笑)

歌を楽しみながら読める工夫と、動物との温かい交流が描かれた物語。親子で一緒に歌いながら読むと、より楽しい時間を過ごせる一冊です。

達也
達也

くまの話をよく聞くようになりました…

たーちゃん
たーちゃん

くまのおはなしってすごくおおいね!

達也の深読み!

クマは実は「超」がつくほどの甘党 絵本の世界でもよくハチミツを食べていますが、現実のクマも大の甘党です。 ハチミツだけでなく、甘い果実や、中にはメープルシロップの原液が大好物なクマもいます。嗅覚が犬の数倍優れているため、遠くにある甘い匂いもすぐに見つけ出してしまうのだとか。そりゃ人里に降りてきて熊がコンビニに入りますよ・・・

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