りゆうがあります|作品紹介
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りゆうがあります|実際に読んだ感想とレビュー
子どもの「言い訳」が面白すぎる!親子で笑える一冊
「これはヨシタケシンスケさんらしい!」と思わず感じてしまう一冊です。
子どもがついやってしまう困ったクセってあります。
「なんで鼻をほじるの?」
「なんで爪をかむの?」
「なんでびんぼうゆすりをするの?」
「なんでご飯をポロポロこぼすの?」
親なら一度は聞いたことがあるような質問ばかり。ところが、この絵本ではその一つひとつに、とんでもない「理由」が用意されています。
例えば、鼻をほじる理由。
「鼻の奥にはスイッチがあって、そのスイッチをたくさん押すと頭から『ウキウキビーム』が出るんだ。このビームは、みんなを楽しい気持ちにすることができるんだよ!」
こんなことを真顔で言われたら、「はぁ、そうですか(笑)」と返すしかありません。
もちろん、本当にそんな理由があるわけではありません。でも、その発想が自由で、くだらなくて、笑えてきます。
鼻をほじることだけでなく、爪をかむ理由やびんぼうゆすりをする理由なども、「そんなわけあるか!」とツッコミたくなるものばかり。
それでも読み進めるうちに、「次はどんな理由なんだろう?」とワクワクしてしまいます。子どもはもちろん大笑いですが、一緒に読んでいる大人のほうが笑ってしまう場面も多いでしょう。
ヨシタケシンスケさんは、子どもの気持ちや発想を本当に面白く表現するのが上手な作家だと達也くんは改めて感じました。
ただ一つだけ気になることがあるとすれば、この絵本を読んだ子どもが、ここで覚えた言い訳を実際に使い始める可能性があること(笑)。
「なんで鼻ほじってるの?」
「だってウキウキビームを出してるから!」
なんて返されたら、親としては笑うしかありません。達也くんは実際子どもの顔を見てちょっと笑えました(笑)もちろん、それもこの絵本の楽しさの一つ。子どもと一緒に笑いながら読むことで、親子の会話も自然と増えるのではないでしょうか?
大人も子どもも楽しめる一冊。「困ったクセ」さえ笑いに変えてしまうヨシタケシンスケさんらしい魅力が詰まった、おすすめの絵本です。

確かに理由になっているような?でも無理矢理な内容もあるような?(笑)

それでもちゃんとしたりゆうなんですっ
達也の深読み!
第8回MOE絵本屋さん大賞2015第1位!本作は全国の絵本専門店の書店員さんが選ぶ「第8回MOE絵本屋さん大賞」で見事第1位に輝いた、絵本界の歴史的名作です。 デビュー作の『りんごかもしれない』に続き、この『りゆうがあります』が大ヒットしたことで、ヨシタケシンスケさんの名前は一気に売れたわけです。





