ばすくんのくりすます|読んだ本の紹介・レビュー【10冊目】【絵本】

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ばすくんのくりすます|作品紹介

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  • 作:みゆきりか
  • 絵:なかやみわ
  • 出版社:小学館
  • 対象年齢:2歳~5歳
  • 発売日:2010/10/27
  • ページ数:44P
  • 幼児向け読み聞かせ絵本

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ばすくんのくりすます|実際に読んだ感想とレビュー

クリスマスに読みたい心温まる乗り物絵本

『ばすくんのくりすます』は、みゆきりかさん(作)、なかやみわさん(絵)による心温まるクリスマス絵本です。

対象年齢は2歳以上としましたが、乗り物が好きな子どもやクリスマスの雰囲気を楽しみたいお子さんにぴったりの作品だと感じました。

クリスマスシーズンになるとサンタクロースが登場する絵本を読み聞かせする機会が増えますが、本作はそんな季節にぜひ手に取ってほしい一冊です。

この絵本の魅力は、子どもたちが大好きな「車」と「サンタクロース」という二つの人気テーマが一緒に楽しめるところです。

乗り物が好きな子どもはとても多く、特にバスや車が活躍する物語には自然と興味を示します。そしてクリスマスといえばサンタクロース。プレゼントや雪景色、特別な夜への期待感など、子どもたちのワクワクする気持ちを盛り上げてくれる要素がたくさん詰まっています。

我が家でもクリスマスの時期になると、サンタクロースが登場する絵本をいろいろ借りて読み聞かせをしています。その中でも本作は乗り物好きの子どもにとって特に魅力的だったようで、最後まで楽しそうに聞いていました。

車のお話が好きな子も、サンタクロースのお話が好きな子も、それぞれの視点で楽しめる作品だと思います。

また、なかやみわさんの描くイラストも大きな魅力です。柔らかく親しみやすい絵柄はもちろん、色使いがとても美しく、ページをめくるたびに楽しい気持ちになります。

クリスマスらしい華やかな配色や温かな雰囲気が見事に表現されており、小さな子どもたちの目を引きます。なかやみわさんの作品は色彩が豊かで見やすく、子どもたちに人気があるのも納得です。

物語にはしっかりとした内容があり、一冊の絵本としては文章量がやや多めです。そのため、短い絵本に慣れているお子さんには少し長く感じることもあるかもしれません。しかし、その分ストーリーの満足感は高く、最後まで読むと心がほっこり温かくなります。クリスマスならではの優しい雰囲気と特別感があり、読み終えた後には幸せな気持ちになれる作品です。

読み聞かせをする側としては少しボリュームがありますが、その分親子でゆっくり楽しむ時間を作ることができます。

夜寝る前に読むのにもぴったりで、穏やかな物語と優しいイラストに包まれながら、いつの間にか眠りについてしまうお子さんもいるかもしれません。実際に寝かしつけの時間に読むと、心地よい余韻が残る作品だと感じました。

『ばすくんのくりすます』は、クリスマスのワクワク感と乗り物の楽しさを同時に味わえる素敵な絵本です。

クリスマスシーズンの読み聞かせにはもちろん、乗り物好きのお子さんへのプレゼントにもおすすめできます。家族で温かな時間を過ごしたい冬の夜に、ぜひ読んでみてほしい一冊です。

達也
達也

達也くん的にはこの物語の世界観が伝わり易いイラストで内容が面白い。

たーちゃん
たーちゃん

毎年サンタさんがプレゼントをくれます!ことしもきてくれるとうれしいっ

達也の深読み!

なかやみわさんといえば『くれよんのくろくん』や『どんぐりむら』シリーズの作者(作・絵の両方)として有名ですが、この『ばすくん』シリーズでは「絵」に専念されています。だからこそ、みゆきりかさんの温かいストーリーに、なかやさん特有の「乗り物なのにどこか人間味があって愛らしい」世界観が見事に融合しているんですね。

たーちゃんもワクワク!サンタクロースの「乗るもの」に注目 たーちゃんが「今年もサンタさん来てくれるとうれしい」と言ってくれましたが、この絵本はクリスマス定番の「ソリ」だけでなく、「ばすくん(車)」がサンタさんの大仕事に関わってくる展開が見どころです。 子どもにとって「大好きな乗り物」と「大好きなサンタクロース」が協力し合う姿は、夢と現実が最高のお地母(おもちゃ)箱でひっくり返ったようなワクワク感を与えてくれます。読み聞かせのあとに、「もしサンタさんがバスに乗って来たらどうする?」なんてお喋りするのも楽しいですよ。

文字数が多めなのは、子どもの「聴く力」を育てるステップアップに最適! 記事の中で「文章量がやや多め、ストーリーの満足度が高い」とレビューしていただきましたが、これはまさに知育の観点からも素晴らしいポイントです。 2歳〜3歳頃の「絵を見るだけで楽しむ時期」から、4歳〜5歳頃の「お話の筋道を理解してじっくり聴く時期」への移行期に、こうしたボリュームのある物語絵本は集中力や語彙力をグッと引き上げるのにとても役立ちます。寒い冬の夜、布団の中でじっくり親子の時間を過ごすのにこれ以上ない構成になっています。

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