ちっちゃなおさかなちゃん|作品紹介
- 作:ヒド・ファン・ヘネヒテン
- 絵:ヒド・ファン・ヘネヒテン
- 翻案:古藤ゆず
- 出版社:Gakken
- 対象年齢:全年齢
- 発売日:2014/1
- ページ数:20P
- 幼児向け読み聞かせ絵本
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ちっちゃなおさかなちゃん|実際に読んだ感想とレビュー
幼児におすすめの人気絵本!色とオノマトペを楽しもう
2014年に発売された絵本です。
この絵本、発売されてから何度も増刷されている人気作品なんです。私が購入したのは2016年版なんですが、その時点ですでに13刷目。発売からわずか数年で13刷って、かなり読まれていたんじゃないでしょうか。
そして2026年になった今でも普通に店頭で見かけるので、もう「昔からある人気絵本」というポジションになっている感じがします。
内容そのものは、とてもシンプル。
主人公は、ちっちゃなおさかなちゃん。海の中でママさかなを探して、あちこちを泳ぎ回ります。
「ママかな?」
と、出会った生き物を見ながらママを探していく。でも、なかなかママには会えない。
いろんな生き物が出てきて、「この子はママかな?」と思いながらページを進めていき、最後にはちゃんとママと再会する。物語としては、本当にこれくらいシンプル。
でも、このシンプルさが幼児向け絵本としてものすごく良いんですよね。
まず目につくのが色。原色を中心としたハッキリした色使いで、小さな子でも認識しやすい。海の中という舞台もいいんです。魚や海の生き物が登場しながら、ページごとに色や形の違いを楽しめる。
「これは何色?」
「これは何かな?」
なんて親子で会話しながら読むこともできます。さらに、この絵本には「ぶくぶく」「つんつん」などのオノマトペが登場します。これがまた幼児向け絵本では重要なところ。
小さい子供って、長々とした説明よりも「ぶくぶく」「ぽんぽん」「つんつん」みたいな音のほうが反応しやすいんですよね。読み聞かせる側も、ちょっと声を変えて読んであげると子供が喜ぶ。
文章量も多くないので、まだ長いお話を集中して聞くのが難しい年齢でも読みやすい。絵を見て、色を認識して、音を聞いて、登場する生き物を見つけて、最後にはママと再会する。
一冊の中に幼児が楽しめる要素がコンパクトにまとまっているわけです。こういう絵本を見ると、「人気が出るのも分かるなぁ」と思います。
特に小さい子向けの絵本って、親からすると「そんなに単純な内容でいいの?」と思うこともあります。でも、幼児期って大人が思っている以上に、色や形、音、繰り返しといった単純な要素そのものを楽しんでいるんですよね。
大人になってしまうと「ママを探しているだけの話じゃん」と思ってしまう。
ところが子供にとっては、ページをめくるたびに違う生き物が出てきて、「今度は何かな?」という小さな発見がある。その積み重ねが楽しい。そして最後にママと会える。
この「探す→見つける」という流れも分かりやすいので、物語としても理解しやすいんじゃないでしょうか。達也くんの家では、この絵本をかなり長く使っています。
というか、達也くんはこの絵本を三代にわたって愛用しています(笑)。
第一子から第二子、そして第三子まで。世代を引き継いで親しまれる絵本。何度読んできた本なのだろうかと思うほど歴史と手垢が詰まってます(笑)
新品のような綺麗な状態で保存されている本もいいけれど、何度も読まれてページが傷んでいる本を見ると、「それだけ子供に愛されたんだな」と感じます。
この本は我が家にとって、まさにそういう存在です。
そして、2014年発売ということを考えても、今でも普通に書店などで見かけるのはすごい。
絵本は新作が次々と登場しますから、発売から10年以上経っても読み継がれているというのは、それだけ長く支持されているということなんでしょうね。
ママを探して海の中を進んでいくというストーリーも、小さな子供にとっては分かりやすい。最後にママと会えることで、ちゃんと安心して終われる。こういう「最後は大丈夫」という安心感も、幼児向け絵本では大切なのかもしれません。
子供が自分から「読んで」と持ってくる絵本って、親としても嬉しいものです。何度も読むからこそ子供は絵や言葉を覚えていく。最初は親が読んであげていたのに、いつの間にか子供がページを覚えて、次の展開を先に言うようになったりする。
そういう成長を見るのも、絵本の楽しみの一つです。
長く読み継がれている理由が分かる、幼児向けの定番絵本。色やオノマトペを楽しみながら、親子で読み聞かせをするにはちょうどいい一冊だと思います。達也くんのおすすめ本です( *´艸`)

絵本としての耐久性、頑丈ってのもポイントです。破れないしめくり易いから長く使えます。

おねえちゃんもぼくもよんで、おとうともよんですごい!
達也の深読み!
「ちっちゃなおさかなちゃん」オノマトペが育む「言葉のイメージ化」 「ぶくぶく」「つんつん」といった擬音語・擬態語(オノマトペ)は、言葉の意味を感覚的に理解する架け橋になります。文字を「読む」前段階の子どもにとって、音と絵が直結することで、言葉のイメージを脳内で膨らませるトレーニングになっています。
黒地に映える「コントラスト」と脳への刺激 背景が黒く描かれているページが多いのも特徴です。乳幼児の視覚は鮮やかな原色や高いコントラストに強く反応するため、黒背景によってキャラクターや色がより浮き出て見え、まだ集中力が続きにくい時期の子どもでも一瞬で引き込まれる工夫が施されています。

